生殖器

犬の腹腔内隠睾(停留精巣)

6ヶ月齢、中型犬(シェルティ)

スタッフの愛犬(シェルティのテオちゃん)

もともと6ヶ月齢で去勢手術を行う予定でしたが精巣がなかなか陰嚢に降りてこず、検査したところ腹腔内に停留していました。

放っておくと数年後に腫瘍化する場合もあるので、開腹下で摘出を行なっています。

エコー検査で見つかる場合もありますが、精巣が未発達で発見しづらい事もあるので、うちではCT検査を併用することもしばしばあります。

CTで腹腔内に見つかった精巣

避妊手術と同様に開腹手術にはなってしまいますが、手術前に位置の特定をしっかり行えば危険性はほぼなく、傷の大きさも最小限にすることができます。

手術を悩まれている方は是非ご相談ください。