動物では人と異なり、手術のみではなく検査(CT検査、MRI検査、内視鏡検査など)でも全身麻酔が必要な場合があります。そのため私たち獣医師は日々動物たちを診察する中で、全身麻酔処置・鎮静処置の安全性を高める必要があります。
当院では全身麻酔に局所麻酔や鎮痛薬などを併用する”バランス麻酔”を取り入れ、麻酔薬による有害反応をできる限り抑える事ができるように心掛けております。
「痛い」と声に出すことのできない動物たちのため、避妊手術や去勢手術などの簡易手術においても局所麻酔を併用したきちんとした鎮痛を行うことで、より安全に麻酔を実施できるように努めています。
麻酔/鎮痛に関して不安・わからないことがあれば是非お問い合わせください。
当院では月に一度麻酔専門医をお呼びして、より麻酔のリスクが高い症例の麻酔を担当していただいております。
また、スタッフの麻酔教育・指導も行っていただくことで、病院全体の麻酔技術の向上にも努めています。