骨盤の骨折の多くは交通事故により発生します。骨盤は箱状の骨であるため、一箇所だけでなく複数箇所での骨折が起こることが多く、仙腸関節脱臼(骨盤と背骨の接合部の脱臼)なども併発することがあります。
骨盤の骨折を起こす症例では、腹部臓器(腎臓や膀胱、小腸などの内臓)にも損傷が認められることがあり、注意が必要です。
また、通常は他の骨折よりも周囲の筋肉の損傷が激しく、痛みも強いことが一般的です。
骨盤骨折は複雑な骨の骨折のため、CT検査にて骨の状況を確認することが、その後の治療のためにも有効です。
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