総合診療科
脳や脊髄の周囲を覆う脳脊髄液(CSF)の流れに異状が生じ、脊髄の中に液体が貯留する空洞が形成される病気です。空洞ができることで神経に障害が起き、様々な神経症状をおこします。首のヘルニアとも症状が似ており、間違われることもありますが、治療方法は異なります。
■内科治療(保存治療)
鎮痛剤、脳脊髄液産生抑制、ステロイド剤など他にもステロイド剤を使う場合には肝臓保護剤と胃薬、抗生剤を使います。
■外科治療
内科治療に反応しない場合や麻痺が進行する場合などに行われることがあります。合併症や再発率なども高いので、慎重に検討する必要があります。
大後頭拡大術、空洞-くも膜下啌シャント術(S-Sシャント術)などの方法があります。